明王台高書道部が8月2日の書道パフォーマンス甲子園へ——演技順1番、選手宣誓も担う9大会ぶり2回目
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県立福山明王台高校の書道部が、8月2日に愛媛県四国中央市で開かれる第19回書道パフォーマンス甲子園の本戦に出場します。9大会ぶり2回目の出場で、演技順は22校中の1番。大会当日の選手宣誓も同校が務めます。テーマは「出逢いへの感謝」です。
四国中央市の公式サイトによると、演技順と選手宣誓校は6月17日の抽選会で決まりました。1番を引き当てた学校がそのまま宣誓も担当する形です。僕は最初、トップバッターというのは損なくじだと思っていました。会場の空気が温まる前に出ていくわけですから。ただ、山陽新聞と中国新聞の記事を読むと、部員たちはそこを前向きに引き受けているようです。

「晴雨を超えて 絆よ光れ 出会いに ありがとう」——巨大な紙に書き込む言葉と、9大会ぶりという間隔

山陽新聞によると、今回の演技では「逢」「愛」の字と、「晴雨を超えて 絆よ光れ 出会いに ありがとう」というメッセージを巨大な紙に表現する構成です。中国新聞は、1〜3年の部員10人が日本一を目指して練習を重ねていると伝えています。
9大会ぶり2回目という数字を、僕はしばらく眺めていました。前回の出場を経験した部員はもう学校にいません。つまり今の10人は、記録と映像だけを頼りに、初出場に近い状態で本戦に臨むことになります。引き継ぎのないチャレンジというのは、部活動ではそれなりに珍しい状況です。
書道パフォーマンスは、音楽に合わせて大きな紙に文字を書き上げる競技です。字の巧拙だけでなく、構成・動き・時間配分が評価に関わります。10人が同じ紙の上で動くので、誰か一人が半歩ずれれば全体が崩れる。まあ、団体競技として見たほうが実態に近いと思います。
演技順1番と選手宣誓を同じ学校が担う——四国中央市の抽選会が決めた並び

四国中央市の公式ページには、本戦出場22校の演技順が一覧で掲載されています。1番が広島県立福山明王台高等学校、2番が愛媛県立伊予高等学校、3番が早稲田大学本庄高等学院と続きます。仙台育英学園、鹿児島実業、上宮といった全国区の名前も並ぶなかでの1番です。
選手宣誓は、9大会ぶり2回目の出場を決め、さらに演技順1番を引き当てた同校に決まった、と市の記録に明記されています。抽選の結果がそのまま役割になったわけです。編集としては、この偶然の重なりが、部員のモチベーションにどう働いたかを知りたいところです。
地元の高校が全国大会でトップバッターを務めるというのは、応援する側にとっても分かりやすい。開始直後に出番が来るので、会場に足を運ぶ人も配信を見る人も、見逃す心配が少ない。とにかく、8月2日の午前中が勝負どころになります。
紙のまちで開かれる大会という文脈——四国中央市が主催に回る理由

書道パフォーマンス甲子園の会場である四国中央市は、紙・パルプ産業の集積地として知られ、市自身が「日本一の紙のまち」を名乗っています。大会の公式ページも市のサイト内に置かれ、出場校発表会や抽選会の記録が市の広報として発信されています。
産業と大会が結びついている構造は、地域振興の観点で見ると分かりやすい成功例です。僕は書道パフォーマンスを「テレビで見る青春もの」として認識していたのですが、運営の実体は市の産業政策に近いところにありました。知りませんでした、というのが正直なところです。
備後側から見ると、福山は製紙よりも鉄と機械の街です。それでも、書道部が瀬戸内を渡って紙のまちで演技するという構図には、地域と地域のつながりが見えます。観測できる次の一手は、8月2日の本戦結果と、大会公式ページでの成績掲出です。
参照した主な情報
– 山陽新聞デジタル「『出逢いへの感謝』力強く 福山明王台高 書道甲子園へ意気込む」 – 中国新聞デジタル「福山の明王台高校が『書道パフォーマンス甲子園』に9大会ぶり出場」 – 四国中央市「本戦出場校発表会および演技順抽選会を開催しました!」 – 四国中央市 書道パフォーマンス甲子園 公式ページ
