青山商事、夏ビジネスウェア新定番をアップデート 接触冷感・吸汗速乾を強化した半袖ダブルジャケット発売

経済・ビジネス

青山商事の2026年夏ビジネスウェア新定番「半袖ダブルジャケット【セットアップ着用可】」のチャコールグレー着用イメージ。5分袖デザインとゆとりのあるシルエットを象徴的に表したスタジオ風ビジュアル(※AIで生成)
出典:編集部作成(AI生成・※AIで生成) ※著作権は原権利者に帰属。二次利用は各規約に従ってください。

広島県福山市本社の青山商事株式会社(代表取締役社長:遠藤泰三、本社:福山市王子町1-3-5)は2026年5月7日11時、レディースビジネスブランド「ANCHOR WOMAN」から、昨夏一部店舗で完売となった夏のビジネスウェア「半袖ダブルジャケット【セットアップ着用可】」をアップデートし、洋服の青山主要300店舗および公式オンラインストアで発売を開始しました(出典:青山商事プレスリリース/PR TIMES)。

新たに接触冷感・吸汗速乾・防シワの3機能を追加し、UVカットや通気性、ストレッチ、軽量、ウォッシャブルと合わせて合計8つの機能を備えた一着です。価格は税込14,190円。前年は4月以降に夏日が増えた影響で初夏の需要が高まり、一部店舗で在庫切れが発生していたことを受け、今年は発売時期を例年より前倒しした形となります。

商品概要と8つの機能の整理

折りたたんだ濃いグレーのポリエステル生地表面に水滴がのる接写。接触冷感・吸汗速乾といった機能の質感をイメージで補足する抽象表現(※AIで生成)
出典:編集部作成(AI生成・※AIで生成) ※著作権は原権利者に帰属。二次利用は各規約に従ってください。

商品名は「半袖ダブルジャケット【セットアップ着用可】」、品番はAJW6334-B(チャコールグレー)とAJW6333-E(グレージュ)の2色展開です。素材はポリエステル100%、サイズはS・M・L・LLの4サイズ。販売店舗は洋服の青山主要300店舗で、グレージュは200店舗限定の取り扱いです。

プレスリリースに記載された8つの機能は次の通りです。3つが今回新たに加わった機能、5つは継続採用の機能です。

– 接触冷感(新採用):肌に触れた瞬間にひんやりとした心地よさを感じる素材を採用 – 吸汗速乾(新採用):汗を素早く吸収・拡散し、ベタつきや汗染みを抑える – 防シワ(新採用):かばんに入れてもシワになりにくく、洗濯後はアイロン不要のイージーケア – UVカット:紫外線を遮り、外回りや通勤中の日差し対策に対応 – 通気性:風通しがよく、衣服内の熱を逃がす設計 – ストレッチ:腕の上げ下げやデスクワークを妨げない伸縮性 – 軽量:肩への負担を抑え、長時間着用しても疲れにくい – ウォッシャブル:自宅の洗濯機で丸洗いに対応し、汗やにおいをこまめにリセット可能

共生地のパンツが別売で展開されているため、セットアップとして商談・会議向けにきちんと感を出した装いから、トップスのみのオフィスカジュアルまで、シーンに応じた着回しが想定されています。

昨夏完売を受けた今年の改良ポイント

青山商事は前年も同シリーズの『半袖ジャケット』を販売していました。一部店舗で完売となった主な理由について、プレスリリースでは「見た目の清涼感」「冷房対策としての羽織り」「カーディガンよりきちんと見える」という3点が挙げられています。今年のアップデートは、これらの基本コンセプトを維持したうえで、夏の使用環境を意識した素材・機能の強化に振り切った内容です。

特に注目したいのは、3つの新機能のうち「接触冷感」と「吸汗速乾」が、屋外での移動や、空調が効きにくい打ち合わせスペースでの体感差につながりやすい点です。前年モデルでは見た目の涼しさが評価された一方、長時間着用時の汗ジミや張り付き感は課題として残っていました。今回はその領域に正面から手を入れた形です。

「防シワ機能」は、洗濯後のメンテナンス負担を軽減する目的で新たに搭載されました。ウォッシャブル素材と組み合わせることで、自宅の洗濯機で洗ったあとアイロンを掛けずにそのまま着用できる運用が想定されています。出張や夏期の連続勤務、冠婚葬祭以外の通常業務などで、ジャケットをローテーションしながら使う層にとっては実用的な進化となります。

ANCHOR WOMAN ブランドの位置付けと福山市本社からの発信

夏の日差しが差し込む和モダンなオフィスの一角。机の上に閉じたノートPCと水のグラス、椅子の背に軽く掛けられた淡いグレーのジャケットが置かれた静かなシーン(※AIで生成)
出典:編集部作成(AI生成・※AIで生成) ※著作権は原権利者に帰属。二次利用は各規約に従ってください。

今回の新商品は、青山商事のレディースビジネスブランド「ANCHOR WOMAN」のラインアップに位置づけられています。同ブランドは、働く女性に向けたジャケット、ブラウス、パンツ、スカートなどを揃え、洋服の青山店舗および公式オンラインストアで展開してきました。商品ページには「二の腕を隠して腕を細く見せる5分袖設計」「アームホールを広めに設定し、トップスの上からでも羽織りやすい」など、女性のビジネスシーンを意識した設計説明が並びます。

担当の商品第一部マネジャー、高井さや氏はプレスリリースで「昨年、一部店舗で完売したアイテムが進化しました。夏にあったら嬉しい素材や機能を新たに採用し、さらに快適に過ごせるようにしています。二の腕を隠して腕を細く見せる5分袖設計や動きやすいゆとりのあるシルエットもポイントです。共生地のパンツと合わせてセットアップとしても着用できる万能アイテムとなっています」とコメントしました。「夏は軽装をしたい、でも商談や会議でジャケットは必須」というユーザーの声に応えるアイテムとしての位置づけが、明確に語られています。

青山商事は1964年5月設立、東証プライム上場、資本金625億400万円、本社所在地は福山市王子町1-3-5です。紳士服を中心に長く展開してきた同社にとって、レディース領域でのブランディング強化は、近年の重要テーマとなってきました。福山市本社からの全国販売型の新商品リリースが、5月の連休明けすぐのタイミングで打ち出されたことは、地域企業発のブランド発信として地元から見ても意味のある動きです。

業界全体の「夏ジャケット需要」と今後の見立て

気象庁の3か月予報や民間気象会社の見通しでは、2026年の日本列島も平年より高い気温で推移する見通しが示されており、4月の段階で各地が夏日を観測しました。クールビズ運動の定着以降、日本のビジネスウェアは長袖シャツ+長袖ジャケットを基本としつつ、夏季は半袖シャツやノーネクタイで対応してきました。一方で、商談・会議・式典などジャケット着用が望まれる場面はなお多く、アパレル各社は半袖ジャケットや軽量ジャケットの展開を年々拡張してきています。

紳士服チェーン大手では、AOKI、はるやま、コナカなどが同様の機能性ジャケットを各社のラインアップで強化してきた経緯があります。今回の青山商事の取り組みは、紳士向けで先行してきた素材・機能のノウハウを、ANCHOR WOMAN という女性向けブランドの中核アイテムに本格的に持ち込んだ形と整理できます。価格帯も税込14,190円と、毎日の通勤着として現実的な水準に設定されており、新卒・若手から中堅層まで広くターゲットにできる設計です。

レディースのビジネスジャケット市場は、近年、ブランド系セレクトショップの参入や、ユニクロ、無印良品といった生活雑貨系ブランドの機能性ジャケット展開によって、選択肢が一気に広がってきました。価格・素材・機能・サイズ展開・店舗での試着可否といった要素のバランスが、購入の決め手として重視される傾向が強まっています。今回の半袖ダブルジャケットは、税込14,190円という価格と、洋服の青山の物理店舗網による試着のしやすさという、ユニクロ系とは異なる「専門店としての強み」を活かした打ち出しと言えます。

また、ハイブリッドワークが定着した現在、出社日に向けて短時間で身だしなみを整えたいというニーズも強まっています。家で洗えてアイロン不要、着用直後にひんやり感じる素材設計は、出社の負担を下げる方向で機能する商品設計です。地球温暖化と働き方の変化が同時に進む中で、機能性とフォーマル感の両立はアパレル各社にとって長期テーマであり続けるでしょう。

導入を検討する企業の総務・人事担当からは、夏期の制服やオフィスウェアにジャケットを残しつつ、暑熱対策や生産性低下の抑制を両立したいというニーズが続いています。今回のような半袖ジャケットの選択肢が広がることは、社員一人ひとりの体感温度差を考慮しながら、職場全体としての服装ガイドラインを更新する材料になるでしょう。

入手方法・福山市内での確認ポイント

落ち着いた色合いのアパレル店内に並ぶ夏向けのグレーとベージュのショートスリーブジャケット。ハンガーラックに整然と陳列された商品の雰囲気を伝える店頭イメージ(※AIで生成)
出典:編集部作成(AI生成・※AIで生成) ※著作権は原権利者に帰属。二次利用は各規約に従ってください。

販売チャネルは大きく二つに整理できます。一つは、洋服の青山の主要300店舗(チャコールグレーは全店、グレージュは200店舗限定)。もう一つは、洋服の青山公式オンラインストア([https://www.y-aoyama.jp/](https://www.y-aoyama.jp/))です。福山市内でも市内中心部の洋服の青山店舗で取り扱いが確認できる見込みで、実際の試着・サイズ確認は来店が確実です。

なお、洋服の青山ではセール期や福袋シーズン以外でも、サイズ補正や裾上げといった購入後サービスが店舗ごとに提供されており、レディース定番アイテムでも袖口の調整など細かな相談ができる場合があります。在庫の確認・補正対応の可否は、来店前に最寄り店舗へ問い合わせるとスムーズです。グレージュは200店舗の限定取り扱いとなるため、実際に色味を見比べたい場合は、取り扱い店舗一覧を公式サイトであらかじめ確認しておくと安心です。

オンラインで購入する場合は、商品名「半袖ダブルジャケット【涼】【セットアップ着用可】」または品番「AJW6334-B」「AJW6333-E」での検索が分かりやすい目安となります。共生地のパンツとセットアップで揃える場合、トップスの後にパンツ品番を確認する流れが想定されます。

会社情報および本リリースの詳細は、青山商事公式サイト([https://www.aoyama-syouji.co.jp/](https://www.aoyama-syouji.co.jp/))と、PR TIMES掲載の本リリース原文([https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000393.000115161.html](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000393.000115161.html))で確認できます。

夏のビジネスウェアの選択肢が広がることは、毎日のオフィスワーク・営業活動・在宅と出社を行き来するハイブリッドワークのいずれにとっても、ささやかながら確かな影響を持ちます。福山市本社の老舗アパレルが、レディース定番アイテムの素材と機能を一段深堀りした今回の動きは、夏のスタンダードを少しずつ更新していく一手として記録しておきたい新商品です。

実店舗での試着体験、オンラインでの再注文のしやすさ、サイズ展開、価格、そして家で洗える運用のしやすさ。これらが揃ったとき、ジャケットは「特別な日に羽織るもの」から「夏でも気負わず身に着けるもの」へと、少しずつ位置づけを変えていきます。福山発の今回の新商品が、その小さな変化のひとつのきっかけになるかどうかは、夏本番に向けた数か月の売れ行きと、続く秋冬モデルの方向性で見えてくる部分です。地元企業の動きを今後も追っていきたいリリースとなりました。