しおまち海道、鞆港〜阿伏兎港の航路ルート実証が本日開始——土日祝500円

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プレ運航の旅客船から阿伏兎観音を見るサイクリスト(山陽新聞、2026年9月1日、阿伏兎港) [報道機関の公開記事に基づく引用] 出典:山陽新聞 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

福山市都市交通課は、しおまち海道サイクリングロードに追加した鞆港と阿伏兎港を結ぶ航路ルートの実証運航を、2026年9月5日(土曜)から始める、と ページ410609 に書いています。期間は11月15日(日曜)までの土日祝。ただし10月25日(日曜)は除く、とあります。運賃は500円で、自転車積載料金込みです。目的は、定期航路の前段として、集客や利用者の満足度等を検証するため、です。「今日から定期便」とは410609が書いてありません。書いてあるのは実証です。

山陽は9月4日、運航会社を瀬戸内クルージングと書いています。市ページ410609の本文には会社名が無く、運航状況のリンク先が同社サイトです。出典を突き合わせると、会社名は山陽側が詳しい、というのが僕の読みです。いや、リンク先を開かないと欠航は分からない、というのが窓口の順番でもあります。山陽新聞デジタルは続けて、所要は片道約20分、土日祝の午前と午後に各1往復、と報じています。自転車は折り畳んだり輪行袋に入れたりせず、手で押して船内へ持ち込める、とあります。来春からの本格導入を目指している、とも書いてあります。目指す、までです。本格運航の確定日は、山陽にも410609にも出ていません。

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プレ運航で旅客船に自転車を積み込む様子(山陽新聞、2026年9月1日) [報道機関の公開記事に基づく引用] 出典:山陽新聞 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

市のダイヤ表どおり、片道は18分

410609の「運航ダイヤ」画像は、出発地と到着地の表が二つ並んでいます。文字に起こすと、だいたい次のとおりです。

便阿伏兎港発鞆港着鞆港発阿伏兎港着
1便10:4010:5811:0011:18
2便13:4013:5814:0014:18

知りませんでしたが、表の着発差はどちらも18分です。山陽の「約20分」と、表の18分は、だいたい同じ層に見えます。「40分の観光クルーズ」とは、ダイヤ画像には書いてありません。午前1往復、午後1往復、という山陽の切り方も、この4本とぶつかりません。

とにかく気になるのは、乗る日が土日祝に限られる点です。平日に鞆から阿伏兎へ船で渡る、とは410609が書いてありません。10月25日だけ欠けるのも、表の外の注です。「毎週日曜は必ず出る」とは、除外の一文からは読めません。運航状況は、同じページが 瀬戸内クルージング へ案内しています。天候や欠航は、ダイヤ画像だけでは切れません。現場の窓口では、乗る前に運航状況のリンクを見る、が先です。

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実証運航のダイヤ(福山市都市交通課ページ410609掲載) [自治体の公式公開情報] 出典:福山市都市交通課 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

陸の坂を回る話と、船の検証は別の段

山陽は、既存の鞆〜阿伏兎が広島県道鞆松永線やグリーンラインでアップダウンが激しい、航路は休憩を兼ねて乗船できる、と書いています。しおまち海道そのものは、JR福山駅から芦田川沿いを南下し、鞆の浦を経て尾道市境の境ガ浜まで総延長40キロ、2025年度の利用は推計1万3千人、3月にグリーンラインと道の駅アリスト沼隈そばのルートを追加した、ともあります。市ページの位置図は、メインルートの青い線に、鞆港と阿伏兎港を結ぶ赤い航路を足した図です。県営桟橋や能登原交流館の拡大図も付いています。「駅から船で鞆へ直行」とは、位置図の赤い線には書いてありません。赤い線は鞆と阿伏兎のあいだです。

プレ運航は9月1日で、市内のサイクリスト5人が乗船した、と山陽が書いています。自転車チーム「eNShare(エンシェア)」の中原隆太さん(45)=福山市=の「初めて見る景色を堪能した」というコメントも、同稿です。実証は11月15日まで。市は利用実績や乗客アンケートを基に、発着時刻や料金などを同社と検討する、とあります。都市交通課は「サイクリングロードの魅力を高め、市南部の観光振興につなげたい」としています。編集としては、見出しの「導入」と本文の「実証・目指す」が一段ずれている、というのが横断の読みです。ずれを、もう定期化した、とは山陽も書いてありません。意外と、検証の対象が満足度だと市が先に切っているのが、運賃500円より先に来る層です。来春を時刻表の確定日にする、とはいまの頁には書いてありません。日付が無い、というのが僕の見方です。

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航路ルートを追加した位置図(鞆港・阿伏兎港。都市交通課410609) [自治体の公式公開情報] 出典:福山市都市交通課 ※著作権は原権利者に帰属します。出典表示は許諾に代わるものではありません。掲載に関するご指摘がございましたら、お問い合わせいただければ確認のうえ削除・訂正に対応します。

担当は都市交通課の公共交通対策担当、電話084-928-1161、ファックス084-928-1735です。住所は東桜町3番5号。ダイヤと欠航の切り分けは、410609と瀬戸内クルージングのページが先です。まあ、500円に自転車が含まれる、というのが今回いちばん短い確認でした。出典を突き合わせると、表の18分と山陽の約20分を、同じ便の言い方として僕は並べておきます。本格運航の日付は、いまのページにはありません。さすがに、ここは目指す、のままにしておきます。なんだか、土日祝の午前と午後だけ、というのが現場のカレンダーです。僕自身は、欠航の有無を船着場の看板より先にs-cruiseで見る、という順番にしています。