今町Ki-CHiで9月17日にプレイベント——場づくり講座は10月から全5回、9900円
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2026年8月20日15時、株式会社Groove DesignsはPR TIMESで、福山市今町のクリエイティブスペースKi-CHiを会場にした連続講座を発表した。名前は『場づくりのためのファシリテーション講座』。全5回。初回は同年10月19日(月)19時から21時30分。最終回は2027年3月12日(金)。受講料は全5回で9,900円。定員20名で、通し参加が条件です。申込はPeatixです。
開講の前に、9月17日(木)19時から20時30分(18時30分開場)のプレイベントがある。題は「地域の“やってみよう”を引き出す場づくりとは?」。参加費2,000円。会場は同じKi-CHi、今町2-9。主催は地域エンゲージメントラボ。協力はGroove Designsと株式会社エンパブリック。とにかく僕が先に地図を開いたのは、今町2-9が福山駅から歩ける商店街だからです。リリースは駅徒歩8分、と書く。
一次は PR TIMES の当該リリース です。プレイベントの申込は Peatix 5139787。連続講座は Peatix 5139976。会社側の問い合わせは [email protected]。
9月17日——2000円の紹介と、3人のクロストーク

登壇は3人です。内海慎一氏(Lifework代表、コミュニティデザイン)。広石拓司氏(エンパブリック代表取締役、ソーシャルプロジェクト)。三谷繭子氏(Groove Designs代表取締役社長、まちづくり)。告知画像は3人の顔写真を並べ、定員20名とも書いています。本文はプレイベントの定員を本文欄に置かず、連続講座側に20名と書いています。告知画像と本文で、20名がどちらの枠か、読みが割れます。Peatix側の残席を見るのが先です。
内容はクロストークと対話体験。あわせて10月開講の連続講座の紹介、とあります。経験や専門知識は不要、すでに活動している人もこれから始める人も歓迎、と対象欄は広い。リリースが並べる対象は、地域活動やまちづくりを参加しやすくしたい人、読書会や哲学対話の会を自分で作りたい人、年齢や所属を超えて地域課題や福祉に取り組みたい人、行政・企業・NPO・住民の協働を進めたい人、話し合いを次の活動につなげたい人、ファシリテーションが自分の現場でどう役立つか知りたい人、です。背景の段落は、「人をどう巻き込めばいいか分からない」「プロジェクトが前に進む話し合いをどう進めればいいか分からない」という問いから入ります。対象が広いぶん、1回90分で何を持ち帰るのかは、告知の範囲では測れません。まあ、2,000円は連続講座9,900円の入口、と読むのが自然です。通し割引やプレイベント参加者の優遇は、リリースにありません。
背景が置く課題は、福山市役所のどの計画にも紐づいていません。駅前広場再整備とも、特定原付のシェアとも、日付以外の接続はありません。接続するとしたら、今町の路面店に夜20人が入る、という物理だけです。僕自身は、その物理のほうを先に見ます。アーケードのどの筋か、自転車置き場があるか、雨の日の入口はガラス戸1枚か。リリースの外観写真は、看板「Ki-CHi CREATIVE SPACE」、店先の看板、植え込み、歩道のタイルまで写しています。夜間の同じアングルは載っていません。
Ki-CHiは2026年1月開設、とリリースは書く。福山本通商店街内。営業時間10時から17時。Instagramは @kichi_imamachi。プレイベントは19時開始なので、通常営業のあとです。夜の商店街で90分、という置き方です。問い合わせフォームはGoogleフォームの短縮URLが付いています。会場の電話番号は、このリリースには出ていません。
10月から3月——全5回9900円の中身

カリキュラムは予定、と断って日付を並べます。第1回10月19日(月)19時〜21時30分、基礎とミニ対話。第2回11月6日(金)19時〜21時30分、技術とミニ実践。第3回12月6日(日)13時30分〜16時30分、場の設計から企画。第4回2027年2月6日(土)13時30分〜16時30分、ワークショップマルシェの開催(実践)。第5回3月12日(金)19時〜21時30分、場づくりプランの発表。平日夜が3回、土日の午後が2回です。通し参加が条件なので、2月6日のマルシェを欠席すると、要領の外です。振替の記述はありません。
運営メンバーは広石拓司、三谷繭子、秋澤晴香(Groove Designsプランナー)。ラボの名称は地域エンゲージメントラボ。トヨタ財団の国内助成「日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成」の一環、とリリースは位置づけます。助成の金額、期間、採択番号は出ていません。1月のKi-CHi開設時に予告した「まちスタジオ」の「ファシリテーター講座」を具体化した、ともあります。予告から開講まで、約9か月です。
Groove Designsは「人とまちの関係性をデザインする」を理念に、地域エンゲージメントのプラットフォーム「my groove」を開発・運営する、と自己紹介する。まちづくりとデジタルを組み合わせる、とも書く。エンパブリックは2008年創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を掲げ、千代田区・文京区での担い手育成、日野リビングラボ、Jリーグ社会連携、企業のDX・SDGs研修を列挙しています。福山の連続講座は、その都心と企業研修の延長を、今町の箱に置いた形です。福山市政の何課が窓口か、という欄はありません。市が後援していない、と書いてあるわけでもない。単に、リリースの主催欄がラボと2社だけです。
なんだか、9900円は会場費込みの通し切符に見えます。1回あたり約2,000円弱。プレイベントと同じ単価です。ただし連続講座は2時間30分または3時間で、第4回は実践のマルシェです。飲食の有無、持ち物、駐車場は未記載。定員20を超えたときの繰り上げも未記載。Peatixの決済ページが、その欄を補う想定です。確認できたのは、会場住所、日程5本、料金2種、定員20(講座)、申込URL2本、までです。
表層は福山発、本質は東京の2社が今町に通う設計

Groove Designsの本社は東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン。設立はリリース本文が2017年、会社概要欄が2018年8月で、年が割れています。福山オフィスは今町、とあります。代表取締役社長は三谷繭子。資本金と電話は会社概要で空欄です。業種はサービス業、未上場。エンパブリックは東京都文京区、2008年5月設立。代表取締役は広石拓司。URLは empublic.jp です。講座の現場は福山、法人の登記は東京、という重なりです。僕の場合、駅前の空き店舗を地元団体が借りる話だと思って読み始めました。文面は、東京の2社が福山の商店街に拠点を置き、助成を受けて講座を売る、です。福山市の主催ではありません。市の広報番号もありません。
ここで注目したいのは、図の「まちスタジオ」が講座単体ではないことです。まちの声ラジオ、ストーリーカフェ、哲学対話、ファシリテーターゼミが矢印でつながっています。今回のリリースが開講を宣言するのはゼミ側です。ラジオの初回やカフェの営業日は、この文書にはありません。表層のタイトルは「福山発」。本質は、今町の箱を使って、場づくりの担い手を20人まで有料で育てる、という設計です。20人は商店街の来客数をほとんど動かさない。動くのは、夜のKi-CHiに誰が鍵を開けるか、2月のマルシェを本通のどの位置でやるか、です。マルシェの屋外許可は未記載です。
横断して似た話は、ローズコムの市民講座です。あちらは市の施設と広報id。こちらは民間スペースとPeatix。料金も主催も違います。同じ「まちづくり」語を使っても、申込先が市か企業かが先です。現時点で市の後援表記はありません。図にある「まちの声ラジオ」は、ローカルメディアの番組構成をツールにすると書いてあります。「哲学対話」は正解のない問いを話す場、ツールは“哲学する対話”入門と問いづくりシート。ストーリーカフェはラジオ出演者とリスナーが集まる場。ゼミは企画・運営の担い手を増やす、とあります。今回開講するのはゼミです。ラジオの放送日も、カフェの営業日も、シートの配布条件も、8月20日の文面にはありません。1〜3年で見るなら、2027年3月の発表会に何件の場づくりプランが残るか、ラジオとカフェが実際に週次で回るか、助成期間が切れたあとに9900円の講座が続くか、2月6日のマルシェが本通の路上許可を取るか、です。数年後に今町2-9が「場づくりの拠点」として地図に残るかは、20人の受講名簿だけでは分かりません。
申込はイベントが2つに割れています。9月17日は event/5139787。10月からの通しは event/5139976。同じPeatixでも、決済が別です。プレイベントに出た人が自動で連続講座に入る、という記述はありません。連続講座は「全5回に通しで参加できる方」が定員の条件です。第4回の土曜日午後を休む予定がある人は、要領の対象外です。第1回から第3回だけ聴講、という売り方はありません。料金9,900円は全5回分、と告知画像が繰り返します。分割払いの可否はリリースにありません。
僕は、プレイベントを「安い説明会」とは切りません。2000円で3人の話を聞き、連続講座は別会計です。知りませんでしたが、Ki-CHiの昼間営業は10時から17時で、講座は19時台が中心です。昼間の商店街客と、夜の受講者は、同じガラス戸を別の時間に使います。自転車が写った外観写真は、昼間のスナップです。夜の照明と、本通の閉店時間は、リリースの外です。住所は今町2-9。福山本通商店街、と施設概要は書く。駅徒歩8分は、駅前の大型店ではなく、アーケード側の路面です。一瞬、駅前再整備や自動運転バスの実証と同じ「駅周辺の回遊」に見えます。主催が民間2社である以上、バスのルート図とも、市の回遊KPIとも、この文面はつながっていません。次に観測できるのは、9月17日のPeatix残席と、10月19日の第1回が予定どおり開くか、です。会場の当日キャンセル規定は、Peatix側を当たる必要があります。代表の電話番号は会社概要でも空欄です。メール [email protected] が、8月20日時点の窓口です。
連続講座の各回は、講義と実践的なワークショップを通じて体系的に学ぶ、と本文は書きます。最終回で、これから取り組みたい場づくりプランを発表する。第4回のマルシェは「実践」と括弧書きです。発表の審査があるのか、合格があるのか、修了証があるのかは未記載です。9900円は受講料であって、資格講座とは書いていません。
出典は PR TIMES 2026年8月20日、Groove Designs です。助成金額と夜の鍵の運用は、公開資料に出ていません。
