路線バス自動運転レベル2—中国バスと契約、7/15に結果公表
元ネタソース: https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/toshikotsu/397389.html / https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/341826.pdf

福山市は2026年7月15日、都市交通課ページを更新し、路線バス(自動運転レベル2)運行業務のプロポーザル実施結果と契約内容を公表しました。契約業者は株式会社中国バス(福山市多治米町六丁目12番31号)。契約日は2026年6月23日、履行期間は同日から2027年3月31日まで、契約金額は1,848万円(税込)です。
本記事は、4月公告の再掲ではなく、7月15日付の結果公表を軸にします。2026年9月供用開始予定の(仮称)まちづくり支援拠点施設と福山駅を結ぶ定時定路線—という目的は、実施要領・仕様書どおりです。
7/15公表が示す数字—1者応募で566点
結果PDF(都市交通課)によると、参加申込・資格有・企画提案書提出はいずれも1者。評価は満点700点中566点(項目1265/2168/3133)。契約方法は随意契約(地方自治法施行令第167条の2第1項第2号)。
表層は「業者が決まった」だけに見えますが、本質は応募が1者だった市場の狭さと、それでも評価基準を公開して点数を残したこと—の両立です。僕は最初、複数社の競争結果だと思っていました。出典を当たると、参加は1者。編集としては、競争の厚みより、履行期間と金額が市民向けに見える形で出た点が実務的です。

レベル2と「運転手あり」の境界
仕様書の趣旨は、道路運送法に基づく一般乗合として、自動運転レベル2を用いた定時定路線を安全に回すこと。レベル2は運転支援の段階で、人が乗務する前提です。なんだか、「無人バスが来る」と誤解しやすい見出しと、仕様の確定度はズレがちです。担当課の説明では、乗務員配置・点呼・遅延対応まで受注者側の業務に含まれます。
福山駅〜まちづくり支援拠点—2026年9月が観測点
業務目的には、2026年9月供用予定の(仮称)まちづくり支援拠点と福山駅間の移動手段確保が明示されています。表層は新路線、本質は駅前再編と自動運転実証を同じダイヤで走らせるかどうかです。
とにかく気になるのは、停留所・スマートバス停・市提供車両の扱いが仕様どおりに現場で見えるか—です。企業の運行側では、車庫・急速充電器の管理も含む委託なので、車両単体の話で終わりません。

過去の「運行計画」記事との違い
サイト上には「今年度の自動運転バス(レベル2)運行計画」など、計画段階の記事があります。今回の7/15更新は、誰が・いくらで・いつまでを契約書レベルで固定した公表です。僕自身は、計画記事と結果PDFを並べて読むと、公告(4/27)→申込締切(5/15)→契約(6/23)→結果ページ更新(7/15)—のタイムラインがはっきりします。
1〜3年—2027年3月までの知見が次の入札を決める
履行終了は2027年3月31日。表層は単年度に近い委託、本質は運行データと利用者アンケートが次の仕様に戻るかです。観測点は、(1) 9月供用前後のダイヤ公開、(2) レベル4モビリティ・地域コミュニティ会議への参画実績、(3) 翌年度の再公募の有無—の三点。
まあ、契約金額1,848万円を「高い/安い」と断定する材料は、まだ市民向けには薄い。僕は、参加1者という事実の方が、備後圏の運行事業者の供給力を映している、と思います。さすがに、安全運行の実績が出るまでは、技術論より定時性と事故対応の手順を見る向きもあります。次の一手を僕が取るなら、9月前後の停留所案内を先に保存します。


次の一手は、都市交通課の結果ページと結果PDFを保存し、9月の拠点供用前後にダイヤ・停留所案内が出るか確認することです。
正本: 都市交通課(7/15更新) / 実施結果・契約内容PDF